「共生と民際化」 |
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中国・韓国・タイ・インド・フィリピン・・・・・。 「アジアと日本のルネサンス」 “21世紀はアジアの世紀” 上田正昭・福田雅子・井上満郎・玉田芳史・松尾尊充・彭 飛・金 時鐘・張 梅林が熱く熱く語りかける |
本書は、平成10年7月18日から11月15日にかけて、東大阪市の大阪府立中央図書館ライティホールで開催された府民講座〜ライティ・カレッジ〜「アジアと日本のルネサンス」の記録に基いて作成したものである。 |
【 編集者 ・ シンポジウム 】 | ||
上田 正昭 (うえだ まさあき) |
1927年、生まれ。京都大学名誉教授。大阪府立中央図書館名誉館長、姫路文学館長、世界人権問題研究センター理事長、高麗美術館長。専門は、日本・東アジア古代史。 | |
【 シンポジウム 】 | ||
福田 雅子 (ふくだ まさこ) |
1934年、生まれ。NHK解説委員。世界人権問題研究センター主任研究員。アジア・太平洋人権情報センター理事。ジャーナリストとして人権問題に関わる。 | |
井上 満郎 (いのうえ みつお) |
1940年、生まれ。京都産業大学教授。京都府埋蔵文化財調査研究センター理事。専門は、渡来人や平安時代を中心とした日本古代史。 | |
玉田 芳史 (たまだ よしふみ) |
1958年、生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授。専門は、タイ政治史を中心としたタイ地域研究。 | |
【 講 演 】 | ||
松尾 尊充 (まつお たかよし) |
「吉野作造から東アジアを見る」 1929年、生まれ。京都大学名誉教授。京都橘女子大学教授。専門は、大正デモクラシーを中心とした日本近現代史。 |
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金 時 鐘 (キム シジョン) |
「相互の理解をへだてるもの」 1929年、生まれ。朝鮮元山市生まれ。長年、教職に携わる。在日朝鮮人の詩人として、在日外国人の問題などを詩や評論で表現している。 |
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張 梅 林 (チャン メイリン) |
「アジアの芸能・京劇」 中国北京市生まれ。1987年来日。中国東方文化研究会駐日代表。中国北京京劇院主役女優。日本の古典芸能と京劇の比較研究。京劇公演やテレビ出演で活躍中。 |
彭 飛 (ポン フェイ) |
「ポンフェイ博士が見た中国と日本」 | |
(1) | ポンフェイ博士のひとりごと | |
国際結婚・国による表現の違い・中国8都市へ向かう | ||
(2) | 中国の近況を肌で感じる | |
日本と中国のリストラの質の相違・住宅ローンの意識がない・中国におけるアメリカ製品と日本製品・小子化は問題なのか、理想的なのか・中国人の考え方の変化 | ||
(3) | 日本のことを考えて | |
島国だから閉鎖的?・神経をつかいすぎる日本人・国家主義と個人主義・中国人のアメリカ観と日本観・在日の外国人との付き合い | ||
(4) | 日本の経済に厳しく一言 | |
似たような会社、店が多すぎる・日本の人材を世界へ派遣・日本経済とアジアの経済振興 | ||
(5) | 日本と中国の子ども、青少年及び高齢者 | |
肥満児の増加が心配の種・老後への不安をなくす・種々な健康法・中国の高齢化社会 | ||
(6) | 大阪への提言 | |
首都に次ぐ大都市の責任・アジアで活躍する中小企業・観光業の振興・アジアにおける文化的な経済の時代・文化融合の時代、新しい理論の創造 |
出版社 |
文英堂 |
定 価 |
1680円(本体1600円) |
刊行日 |
1999年7月1日 |
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