トンパ文字を訪ねて(続き)


〜納西(ナシ)族居住地での現地調査から〜
『言語』(大修館)1992年5月号より抜粋

「卍」の分布

 頂天立地」「人と神の交流の通路」の宇宙軸である。

 更に天祭りのとき、祭壇の周辺に白楊樹を挿し、その木の頭の先に「十字」形に切り、その上に「卵」を入れる風習がいままでも残っている。「神話」がまだ生活の中に生き残っているのである。


 数字のシンボリズム 
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